シンボルマーク
文字が読みづらい方 介護予防のための生活機能チェック
キーワード検索
Google
長寿 医療 介護 お手軽アクセス トピックス リンク集 サイトマップ
健康長寿ネット > 医療 > リハビリテーション > 回想法 【高齢者の記憶を引き出し、共感しながら心の安定をはかる】
回想法 【高齢者の記憶を引き出し、共感しながら心の安定をはかる】
思い出を蘇らせることで認知症の進行を遅らせたり
精神的な安定をはかる療法です
 回想法は、高齢者の思い出に対して専門家が共感的に受け入れる姿勢をもって意図的に働きかけることによって、高齢者に人生に対する再評価や自己の強化を促し、心理的な安定や記憶力の改善をはかる療法です。
 認知症高齢者では、すぐ前のできごとを忘れてしまっていても過去のことを覚えています。そのような認知症高齢者の記憶を引き出し、共感しながら高齢者の心の安定をはかりながら、懐かしい・楽しいといった思い出を蘇らせることで、精神的に心地よい環境を作り出し、認知症の進行を遅らせようとしたり、精神的な安定をはかる療法です。
○個人回想法とグループ回想法
 回想法はカウンセラーと認知症高齢者の1対1で行う個人回想法と、6人から8人くらいのグループで行うグループ回想法に大きく分けられます。
 個人回想法は、1対1で行い、構造化された面接として行う方法と、構造化されない自由な枠組みで行う方法があります。
 構造化された面接として行う際は、決められた曜日・時間に、場所を設定して行い、通常のカウンセリングに準じ、1週間に1回、50分くらいの面接を行います。
 構造化されない方法では、日常生活におけるさまざまな機会をとらえて、さりげなく高齢者の思い出にふれながら、コミュニケーションを図っていきます。
○回想のテーマ
 回想のテーマとしては人生の発達段階や歴史上の出来事の時系列的な側面を活用するもの、具体的には「子供時代」「ふるさと」「小学校時代」「中学校時代」「趣味」「交友関係」「旅」「出会い」「結婚」「出産」「子育て」「仕事」「孫の誕生」「定年」「今」「これから」などのライフステージを示すボードを準備し、キーワードを参考に話してもらうという方法です。
 また昔使用していた物や出版物、五感を刺激するものなどを用いて行うことも多い。回想法の効果については抑うつ感の改善、不安の軽減、人生満足度の向上、対人交流の促進などが報告されています。
 この療法を受けられる病院もしくは施設は、限られていますので一度かかりつけの医師もしくは施設に問い合わせてください。
認知症に対する非薬物的療法 リアリティ・オリエンテーション
長寿科学振興財団のホームページへ 国立長寿医療センターのホームページへ
公益財団法人長寿科学振興財団
Copyright © 2006 All rights reserved.