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体力測定
【イラスト】【左右反転】看護師(男性)

○体力の定義と体力テスト
 人間が健康で生活していくためには一定水準の体力が必要です。体力とは、「人間の生存と活動の基礎をなす、身体的、および精神的能力である(福田、猪飼)」と定義されており、身体が良く動くというだけでなく、病気にならないなど、健康と体力は表裏一体をなすものといえます。
 一般的にいう体力テストは、身体的要素の中の「行動体力」の機能面のチェックをすることを指します。全身持久力、筋力・筋持久力、柔軟性、平衡性、敏捷性、瞬発性、協応性の能力を測定するものがあります。なお、全身持久力(リンク1参照)、筋力・筋持久力(リンク2参照)、柔軟性は身体組成と合わせて、健康と関わりの深い体力要素と言われています。

体力の構成要素の図
リンク1 「全身持久性体力」
リンク2 「筋力」
○全身持久力測定 その1
 全身持久力は、運動を長時間続けることのできるねばり強さを表す能力のことです。その能力を測定する方法に、運動中、からだに取り入れることのできる酸素の量の最大値を測定する「最大酸素摂取量」があります。
 固定自転車やランニングマシンを用い、運動中に吐いた空気を採集して、からだに取り入れることのできる酸素の量を分析していきます。その際の最大限運動している時の酸素摂取量が「最大酸素摂取量(リンク3参照)」になります。
 マラソン選手の最大酸素摂取量は、70〜80ml/kg/分(1分間に体重1キロあたり70〜80mlの酸素を取り込むことができる)と言われています。
 なお、全身持久力は、生活習慣病と関連の深い体力要素と言われており、厚生労働省「健康づくりのための運動基準2006」では、健康づくりのための最大酸素摂取量について、年代ごとの基準値と範囲が定められています。60歳代の男性では、33ml/kg/分(25〜41ml/kg/分)、女性では、28ml/kg/分(26〜30ml/kg/分)となっています。
 ただし、この測定は、最大努力をする必要があるため、高齢の方や運動が不慣れな方にとっては、危険を伴うことがあります。
 

 

 

20歳代

30歳代

40歳代

50歳代

60歳代

男性

基準値

40

38

37

34

33

範囲

33-47

31-45

30-45

26-45

25-41

女性

基準値

 33

32

31

29

28

範囲

27-38

27-36

26-33

26-32

26-30

  健康づくりのための運動基準2006(厚生労働省)より
 健康づくりの最大酸素摂取量の基準値とその範囲(ml/kg/分)

リンク3 「最大酸素摂取量」

○全身持久力測定 その2
 より簡便な方法として、固定自転車を用い、年齢から推定した最高心拍数(220−年齢)の75%時の心拍数と仕事率(ワット)の関係から最大酸素摂取量を推定する方法を用いることがあります。
 その他の測定には、指定される速度(徐々に上昇)をどこまで維持できるかをみる20mシャトルランテスト、一定の高さの台に一定のテンポで一定時間昇り降りした後の心拍数の回復をみる踏み台昇降運動、決められた時間内にどれぐらいの距離を移動でききるかをみる6分間歩行テストや12分間走テストなどがあります。

○筋力・柔軟性測定
 筋力は、握力計や背筋力計を用いて、握る力や腰から背中にかけての筋力を評価する測定や特殊な機械を用いて行う測定があります。筋持久力は、ある一定時間やテンポに合わせた時の繰り返し回数から評価する「上体起こし(腹筋運動)」、や「腕立て伏臥腕屈伸(腕立て伏せ)」が代表的です。
 柔軟性の測定は、座位や立位から足を伸ばした状態で体を曲げ、背中から下肢の裏側の柔らかさをみる体前屈テストや上体の反り具合をみる上体反らしテストがあります。
 年に一度は体力測定をおこない、自らの体力にあわせた健康づくりを行なうとよいですね。
運動の障害と予防 全身持久性体力
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