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老化とは
老化のスピードには個人差があります

 ヒトは生まれてから成長、発達、成熟を経て最終的には死を向かえます。これは、すべてのヒトに共通の生物学的プロセスですが、そのスピードに個人差があることは誰もが知るところです。
 一般的にいう「老化」とは、からだの成熟が終了した後におこる生理機能の衰退を意味し、外界からの様々なストレスに対する適応能力の低下として認識されます。
 時の流れるスピードはすべてのヒトに同じであり、同じ日に生まれたヒトは同じスピードで加齢し、常に暦年齢は同じです。しかし、成長のスピードに個人差があるように老化のスピードにも個人差があり、また組織や細胞の種類によってもそのスピードは違います。
○老化は生まれた直後から始まる
 個々の細胞のレベルでみると老化は生まれた直後から始まるとも言えます。若い頃は機能の低下した細胞は取り除かれて新しい細胞が補充され、組織としての機能を保つことにより老化は防がれます。しかし、年齢と共に細胞を取り替えるスピードが遅くなったり、取り替えること自体ができなくなると組織の機能が低下し徐々に老化が進行していきます(リンク1参照)。
 一方、極めて稀ですが特定の遺伝子に生まれつき異常があることにより、正常なヒトより早いスピードで老化してしまうような病気もあります(リンク2参照)。
リンク1 「細胞の老化と個体の老化」
リンク2 「遺伝からみた老化」
○老化のスピードは生活環境によって変化
 老化のスピードは生活環境によって変わります。なぜなら、生きることは環境への適応をベースに成立っているからです。
 私たちは生まれた直後から温度、光、音など様々な環境因子にさらされながら、酸素を利用して食べ物を分解し、そこから得たエネルギーを利用して活動しています。この時、同時に様々な老廃物が生まれ、中には活性酸素という有害な物質も含まれます。食べ過ぎたり、脂肪や糖分を必要以上に摂りすぎると、活性酸素もたくさんできてしまいます(リンク3参照)。
 活性酸素は、細胞を構成する蛋白質や脂質、あるいは遺伝子を損傷して細胞の機能に影響を与え老化のスピードを早めます。従って、一人一人の生活スタイルの違いにより早く老化する組織も異なり、低下する生理機能や老化のパターンが人それぞれで異なることになります。ですから、老化の進み具合を評価するには様々な指標を調べ総合的に判断することが重要となります(リンク4参照)。
リンク3 「酸化ストレス」
リンク4 「老化の総合評価」
○老化予防の第一歩は生活習慣の見直し
 老化は誰にでもおとずれる生命現象の一部であり、私たちは老化から逃れることはできません。しかし、前述したように老化のスピードは環境要因により大きく影響を受けることから自分の生活習慣などを見直すことは老化予防の第一歩となると思われます(リンク5参照)。
 現在、老化に影響を与える遺伝因子などの研究が活発に行われ、老化を制御する多くの遺伝因子が明らかとなりつつあります。複雑な老化のメカニズムの理解は、老化のスピードを遅くするだけではなく様々な生活習慣病や老年病の予防につながり、だれもが健康で長生きする方法を私たちにもたらしてくれると期待されます。
リンク5 「老化予防」
長寿医療工学 細胞の老化と個体の老化
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