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血液透析 【ダイアライザーによる透析(老廃物の濾過)、尿毒症】 |
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腎臓病が進行すると、本来腎臓から排泄される様々な毒素(尿毒素と言います)が身体に溜まり、水分・ミネラル・血液の酸性度の異常もひどくなって生命を維持できなくなります。このような状態を末期腎不全、あるいは尿毒症と言い、腎機能を代用する治療が必要になります。 現在行われている治療としては、大きく分けて透析と腎移植があります。 透析には血液透析と腹膜透析(リンク1参照)があります。日本で最も多く行われている治療は血液透析で、全体の95%以上を占めています。血液透析を受けている患者の総数は2005年末の段階で約25万人おり、全国民の約500人に一人となっています。人口あたりの透析患者数では日本は世界一です。
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○血液透析とは 血液透析は、身体からポンプで血液を体外に取り出し、ダイアライザーと呼ばれる特殊なフィルターを通して老廃物を濾過し、きれいになった血液を体内に戻す治療です(図参照)。 血液透析は、週3回透析センターに通院して、1回につき4時間の定期的な治療を受けます。
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○血液透析には計画的な準備が必要 透析に入ることが確実である人に対しては計画的な準備を行い、スムーズに透析療法を開始できるようにします。血液透析を始めるには準備が重要です。 第一は腎不全(リンク2参照)や透析療法についての十分な学習です。医療機関スタッフ(医師、看護師、栄養士など)から情報提供を受けて、腎不全とは何か、血液透析にはどの様な準備が必要で、透析開始前後で生活や食事等がどのように変わるのか、等を予め理解しておくことが必要です。患者を支える家族も一緒に学習しておくと一層効果があります。 第二は血液透析で使用するブラッドアクセス(シャント)の作成です。血液透析では、1分間におおよそ150〜200mlの血液を出し入れしなくてはなりません。そのために、透析毎に血液を採取する針と血液を体内に戻す針をそれぞれ1カ所(合計2カ所)に穿刺する必要があります。普通の血管ではこのような穿刺を行うことは困難ですので、利き手と反対側の腕(手掌の少し上のあたり)に動脈と静脈を繋ぐ簡単な手術を行います。 約1ヶ月程度で血管穿刺を繰り返してもつぶれない丈夫なものになります。透析を開始する約1ヶ月くらい前に計画的にこのような血管の手術(シャント作成術)を行います。
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○食事内容 血液透析を開始したら、食事内容が変わります。通常の場合、水分制限が必要となります。これは透析開始後急速に尿量が減り、水分をとった分だけ身体に貯まり、取り過ぎは心不全などの合併症を引き起こすからです。 その他、カリウム制限や塩分の制限も必要で、これは透析開始前と変わりません。逆にたんぱく制限はなくなり、たんぱく質をある程度摂取しなくてはなりません。
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日本の透析患者は高齢化しているにもかかわらず生存率は諸外国と比べて良好であり、日本における透析医療のシステムはすぐれていると言われています。 死亡原因は感染症、心臓病、悪性腫瘍(癌)、脳血管障害、の順で多く、これらに対する更なる対策が必要です。
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