健康長寿ネット

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20周年を迎えた国際生活機能分類のヘルスケア研究への貢献に関する文献調査

公開日:2025年10月29日 09時00分
更新日:2025年10月29日 09時00分

 国際保健機関(WHO)が2001年に発行した国際生活機能分類(ICF)は、生活機能と障害に関する用語や分類を定めた、リハビリテーション分野での重要な国際規格である。2002年から2022年の20年間に発表された、ICFを含むヘルスケア関連の学術論文のレビュー結果が示された。国としては、米国、カナダ、ドイツ、オランダ、スイスの順で論文数が多く、最も多く出現した関連単語は「リハビリテーション」であった。2020年以降の論文では、「疫学」や「高齢化」といった単語が急増し、疾患から生活機能へのシフトや、患者中心のアプローチへの関心の高まりを反映する結果が示された。

文献

Stojic S, et al., Disabil Rehabil Assist Technol. 2025; 20(2): 444-451

筆者

井上 剛伸(いのうえ たけのぶ)
国立障害者リハビリテーションセンター研究所シニアフェロー

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公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health 2025年 第34巻第3号(PDF:5.7MB)(新しいウィンドウが開きます)

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