健康長寿ネット

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遠隔リハビリテーションシステム

公開日:2016年7月25日 14時00分
更新日:2019年10月18日 15時10分

インターネットを利用した遠隔リハビリテーションシステム

 体力低下・機能障害により失われた身体機能の回復を目的としてリハビリテーション医療(医学)があります。また、多くの医療サービスは都市部に集中しており、都市部から離れた過疎地域での医療サービスの充実・提供が望まれています。

 現在、インターネットを利用した遠隔地医療支援システムの応用研究が活発化しており、インターネットを介した遠隔リハビリテーションシステムの研究開発が進められています。

病院内の医者が、住宅患者の生体情報をインターネットを介して、状態を把握している様子を表すイラスト。理学療法士や作業療法士が行う体力低下・機能障害により失われた身体機能の回復を目的とした遠隔リハビリテーションシステムもあります。

 例えば病院内の理学療法士や作業療法士がリハビリテーション機器に動作を教示し、インターネットを介して在宅患者さんが、教示動作に従って自宅にある同じリハビリテーション機器を用いてトレーニングを行うシステムが挙げられます。

 そして在宅患者さんの生体情報をインターネットを介して、病院内部でモニタリングすることにより、医療従事者が患者さんの状態を的確に把握することが可能となります。

 また、無理な力が加わり患者さんが痛みを感じた場合には、リハビリテーション機器が自立的に教示動作を変更することにより、患者さんの負担の少ない動作に切り替えることができます。

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