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短期入所生活介護(ショートステイ)とは

公開日:2019年2月12日 14時20分
更新日:2019年10月23日 09時00分

短期入所生活介護(ショートステイ)とは1)

 短期入所生活介護(ショートステイ)とは、利用者が可能な限り自己の生活している居宅において、その有する能力に応じて自立した日常生活を営むことができるように、利用者に短期間入所してもらい、入浴、排泄、食事などの介護や日常生活上の世話及び機能訓練を行うサービスです。

 利用者の心身の機能の維持並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものとしています。当該施設は老人短期入所施設、特別養護老人ホーム等で短期間入所をしてサービスを受けることができます。連続利用日数は30日と決められています。

 近年では特に要介護3の利用者が多く見られていることが特徴であり、利用者の約7割が14日間ほど利用しているのが現状です。

短期入所生活介護(ショートステイ)の対象者とは2)

 短期入所生活介護(ショートステイ)の対象者は要介護の認定を受けている方であり、利用者の心身の状況や病状が悪い場合、介護者である家族の疾病、冠婚葬祭、出張や介護者である家族の身体的・精神的負担の軽減などが条件となります。

 なお、要支援者の方は、「介護予防短期入所生活介護」のサービスが受けられます。

短期入所生活介護(ショートステイ)の部屋のタイプ

 短期入所生活介護(ショートステイ)で利用できる部屋のタイプには、次のようなものがあります。

従来型個室

 食堂、浴室、機能訓練は共用スペースで行われます。洗面台とトイレは室内にある場合が多いです。

多床室

 医療施設に多く、1部屋あたり4床以下の相部屋となります。食堂、浴室、機能訓練は共用スペースで行われます。

ユニット型個室

 10人ほどを1つのユニットとしてサービスを提供しています。台所、食堂、浴室は共用で、居室自体は個室となっています。

ユニット型個室的多床室

 以前はユニット型準個室と呼ばれていましたが、改定後、「ユニット型個室的多床室」と変更となりました。設備やサービスはユニット型個室と同様です。ただし、居室が天井と壁の間に隙間が生じているため、完全な個室とは言えません。

短期入所生活介護(ショートステイ)の利用料金2)3)

 利用者が支払う短期入所生活介護(ショートステイ)の利用者負担割合は、65歳以上の方は1割または一定以上の所得のある場合は2割、特に所得の高い場合は3割となります。40歳から64歳までの方は1割となります。

 また、併設型施設※1の他に単独型施設※2があり、部屋のタイプも多床室の他に個室や、少人数ごとに共同生活スペースが設けられた形態であるユニット型、ユニット型個室的多床室があります。表1の併設型の施設の場合、表2に単独型の施設の場合に短期入所生活介護(ショートステイ)を利用した場合の費用の目安を参考ください。

※1 併設型施設:
併設型施設とは、短期入所生活介護(ショートステイ)を行う事業所が、特別養護老人ホーム、介護療養型医療施設、老人保健施設など、大型の施設に併設されているタイプのことです。短期入所生活介護(ショートステイ)の利用者も、これらの施設内の部屋に宿泊することとなります。
※2 単独型施設:
単独型施設とは、併設型施設のようにほかの介護施設に併設した事業所ではなく、短期入所生活介護(ショートステイ)専用だけを行う施設のことです。

 利用者の要介護度に応じた基本サービス料に加えて、利用者の状態に応じたサービスの提供や施設の種類・体制によるサービス提供体制強化加算、介護職員等の処遇改善加算(現行加算・特定加算)などが加わります。また、食費、滞在費、理美容代やその他の日常生活費が必要になります。

 また、連続利用日数の上限である30日を超えると、31日目からの利用料は全額自己負担となります。

表1:自己負担額(1割の場合、1日あたり)の目安「併設型の施設」の場合3)
要介護区分従来型個室多床室ユニット型・ユニット型個室的多床室
要介護1 586円 586円 684円
要介護2 654円 654円 751円
要介護3 724円 724円 824円
要介護4 792円 792円 892円
要介護5 859円 859円 959円
表2:自己負担額(1割の場合、1日あたり)の目安「単独型の施設」の場合3)
要介護区分従来型個室多床室ユニット型・ユニット型個室的多床室
要介護1 627円 627円 725円
要介護2 695円 695円 792円
要介護3 765円 765円 866円
要介護4 833円 833円 933円
要介護5 900円 900円 1,000円

短期入所生活介護(ショートステイ)で受けられるサービス

 短期入所生活介護(ショートステイ)で受けられるサービスは、前述したように入浴や食事、排泄といった日常生活の介助に加えてリハビリなどの機能訓練を受けることもできます。昼間だけでなく夜間の介護も受けることができ、家での生活に近い状態で過ごすことが可能です。他にも施設ごとに行われているレクリエーションなどに参加することもできます。

短期入所生活介護(ショートステイ)の職員体制1)

 短期入所生活介護(ショートステイ)の職員体制としては、医師、生活相談員、介護職員、看護師もしくは准看護師、栄養士、機能訓練指導員、調理員などが配置されています。

参考文献

  1. 厚生労働省 短期入所生活介護及び 短期入所療養介護(PDF)(外部サイト)(新しいウインドウが開きます)
  2. どんなサービスがあるの? - 短期入所生活介護(ショートステイ)  介護事業所・生活関連情報検索「介護サービス情報公表システム」(外部サイト)(新しいウインドウが開きます)
  3. 令和元年度介護報酬改定について 厚生労働省(外部サイト)(新しいウインドウが開きます)

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