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歩行速度は認知機能低下を予測:人種を越えた普遍的意義

 歩行速度は認知機能の低下および認知症の優れた予測因子である。本研究では、こうした知見を報告した17の縦断研究についてメタ分析を行い、歩行速度が速い群に比べて遅い群のリスク比が、認知機能低下で1.89(95%CI=1.54-2.31)、認知症で1.66(1.43-1.92)であることを報告した。これら研究は米国(12)の他、イタリア、スウェーデン、中国、日本、イスラエル(各1)由来のものであり、歩行速度の意義は人種を越えた普遍的なものと考えられる。今後、性・年齢および人種特異的なカットオフ値の設定が望まれる。

参考文献

Quan M, et al. J Gerontol A Biol Sci Med Sci 2017;72(2):266-270

転載元

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.82

Aging&Health(エイジングアンドヘルス)No.82(新しいウィンドウが開きます)

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