Origami(折り紙)技術で体内に薬を運ぶためのロボットが開発される
公開日:2022年7月 8日 09時00分
更新日:2022年7月 8日 09時00分
折り紙の技術を応用して、イモムシのように伸縮しながら前進するロボットが開発された。長さは20㎜程度、太さは4㎜程度で、折りたたまれたポリエステル素材と磁石を組み合わせた構造となっており、外部からかけられる磁界の変化によって、ロボット全体が伸縮する。磁界の方向を変えることにより、向きを変えることもできる。体内で薬を運ぶことが想定されており、カプセル状の模擬薬剤を装填し、内臓を模擬したチューブの中を進む様子が示されている。革新的な治療の未来を予感させる研究である。
参考文献
Ze Q, et al., Science Advances 2022; 8: eabm7834
転載元
公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.102(PDF:4.4MB)(新しいウィンドウが開きます)
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