長寿科学研究に関する情報を提供し、明るく活力ある長寿社会の実現に貢献します。

長寿科学研究者支援事業

平成30年度 長寿科学研究者支援事業 募集要領

1.研究事業の目的及び性格

 長寿科学研究に携わる研究者の研究活動を幅広く支援することにより、研究者の育成と長寿科学の振興を図るために、研究課題の募集を行います。

 応募された研究課題は、長寿科学研究者支援審査評価委員会において総合的評価を経たのちに採択が決定され、その結果に基づき研究費が交付されます。

なお、平成30年度は指定研究課題についてのみ募集を行います。

2.指定課題研究

(1)指定研究課題名

 日本人の前期高齢者における実態等に関する調査・研究等のレビュー

(2)背景と目標

 2025年に団塊の世代が75歳を迎え、介護における人材不足は喫緊の課題となっています。介護分野において前期高齢者の労働力は十分に期待できると思われるが、実際にどのような活用が可能なのか。また、現在の介護保険制度以外にどのような制度や仕組みを考えれば、前期高齢者にも活躍ができるのか。これらを明らかにするためには、既存の研究や報告書において前期高齢者の実態がどこまで把握されているかを知る必要があります。また、認知症が増える一方、独居や高齢者世帯も増加し家庭の介護力が低下しており、家事介護と身体介護など、従来からある介護保険サービスだけでなく、内服や受診支援、声かけ、相談に応じるなど、既存の枠をこえた介護や支援が求められています。そこで本事業では以下のことの指標を探ります。

  1. 今後、社会で求められる介護およびその介護を必要とする潜在的な人数を先行研究・調査結果をもとに推測する。
  2. 前期高齢者について、生活習慣および社会参加等の生活状況と健康の関連を調べた調査・研究を文献的にレビューし実態を把握する。
  3. 前期高齢者が担いうる介護の種類と量を推計し提案する。併せて生きがいをもって社会に参加する。

(3)求められる成果

  1. わが国における将来の必要介護量の推計。
  2. 前期高齢者における生活習慣および社会参加等の生活状況と健康の関連を調べた文献レビュー。
  3. 前期高齢者が担いうる介護や支援の種と量的推計および提案を含めた報告書。

3.応募に関する諸条件等

(1)応募資格者

 長寿科学に関する研究や医療を実施する日本国内の機関に所属する研究者で、レビューを実施する十分かつ適切な研究経験を持つ者とします。

(2)研究期間および研究費の規模

  • (ア)研究期間:採択日から平成30年度末(平成31年3月31日)まで。
  • (イ)研究費の規模:最大500万円。(※ただし、審査過程において査定を行う場合があります。)

(3)対象経費

(ア)申請できる研究経費

 研究計画の遂行に必要な経費及び研究成果の取りまとめに必要な経費とし、次に掲げるものとします。

諸謝金、旅費(国内旅費)、消耗品費、印刷製本費、通信運搬費、賃借料、会議費、賃金、雑役務費

注)外国旅費、間接経費(事務処理経費)は含まれません。また、備品についてはリースにて対応してください。

(イ)経費の混同使用の禁止

 他の経費(研究機関の経常的経費又は他の補助金等)に本助成金を加算して、一個又は1組の物品を購入したり、印刷物を発注したりすることはできません。

(4)研究計画作成にあたっての留意点

  • (ア)募集要項を基に研究の計画(全体計画)を作成ください。経費についても同様に作成してください。
  • (イ)データ収集方法を具体的に記載ください(使用データベース、文献収集方法など)。なお、データ収集の方法は研究データベースだけでなく省庁や自治体などの報告書等も活用してください。
  • (ウ)傷病と介護との関連を踏まえた将来の必要介護量の推計方法を記載してください。
  • (エ)文献レビューの方法を記載してください。
  • (オ)前期高齢者が担いうる介護や支援の種類を列挙、または例示してください。
  • (カ)調査項目は前期高齢者について以下の項目は必須とします。
    • 趣味や生涯学習などへの社会参加の実態や意欲
    • 社会貢献活動への参加の実態や意欲
    • 就業の実態や意欲
    • 身体的な生活機能の実態
    • 精神状況
    • 認知機能の実態
    • 食事に関する実態
    • 助け合いの実態
    • 介護保険の利用実態
    • 有償、無償に関わらず介護に携わることの実態(就労、家庭介護、ボランティア)

(5)提出期日など

  • (ア)申請書の提出期限:平成30年4月9日(月)必着
  • (イ)採否の決定:平成30年5月下旬を予定
  • (ウ)レビュー原稿草案の提出期限:平成31年1月31日
  • (エ)研究結果報告会:平成31年2月中下旬
  • (オ)最終版レビュー原稿の提出期限:平成31年4月30日

(6)申請書類

申請書類:平成30年度長寿科学研究者支援事業申請書

申請部数:1部

作成上の留意事項に従ってご記入ください。

(7)採否の連絡

 採否結果については、5月下旬を予定しています。 

(8)その他

  • 採択後の研究開始にあたり、リサーチクエッションについては、当財団の確認・了承を得てから実施することとします。
  • 年度終了後1ヶ月以内に、「研究実績報告書」「研究費決算報告書」を規程様式により当財団に提出してください。
  • 研究成果は最低一編の論文発表を行ってください。論文発表に際しては「公益財団法人 長寿科学振興財団(The Japan Foundation For Aging And Health)」の助成によって得られた研究結果であることを明記し、別冊を5部提出していただきます。
  • 研究助成金は原則として助成対象となった本人の個人口座に送金しますが、助成対象者本人の依頼または指示によって所属機関の口座に送金することは可能です。その場合、研究費に余剰金が生じた場合に返金が可能な助成金として受け入れていただきます。また、間接経費(いわゆるオーバーヘッド)の免除をお願いしております。
  • 助成金の経理及び管理の透明化及び適正化を図るとともに、研究者の経理及び管理に係る負担の軽減を図る観点から、助成金の経理及び管理事務は、各研究者の所属機関等適切な機関に委任して当該機関の経理担当者が業務として行ってください。

(9)提出先

公益財団法人長寿科学振興財団  事業推進課

〒470-2101
愛知県知多郡東浦町大字森岡字源吾山1番地の1
あいち健康の森 健康科学総合センター4階
TEL 0562-84-5411
FAX 0562-84-5414
E-mail research@tyojyu.or.jp

規程・募集要領(PDF)

研究報告集

長寿科学研究者支援事業 研究報告集

採用実績

平成29年度採用実績(PDF:191KB)(新しいウインドウが開きます)

長寿科学研究者支援事業申請書

申請書

単価表

研究費計画(作成例)



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