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高齢社会課題解決研究および社会実装活動への助成採択プロジェクトについて

 公益財団法人長寿科学振興財団(以下:当財団)はGoogleの慈善事業部門であるGoogle.orgの支援を受け、高齢者のデジタルデバイド解消、多世代型地域コミュニティーの強化等の実現に取り組む、大学、研究機関、自治体等を支援する「高齢社会課題解決研究および社会実装活動への助成」事業を立ち上げました。

 本事業では3つの課題を設け、令和4年(2022年)10月から公募を開始し、全国の大学、研究機関、企業等から19件の応募がありました。

課題
  1. デジタル技術を学ぶことを通じた新たな地域コミュニティーの創出とその健康寿命への影響
    (デジタル技術を学ぶ高齢者×地域のボランティアや若者の通いの場)
  2. 日本の高齢者のデジタルリテラシーを向上させるエコシステム開発と実装
  3. デジタル技術を活用し高齢者の就労・社会貢献活動促進
    (高齢者が仕事を見つけ、デジタルスキルの向上で地域社会に貢献する機会を獲得する)

 審査評価委員会による審査の結果、下記3つのプロジェクト(助成総額1億5千万円)を採択しました。

課題採択プロジェクト名機関名/採択者名
1 高齢者のスマートフォン利用促進を介したアクティブコミュニティ-の形成 国立長寿医療研究センター
老年学・社会科学研究センター
センター長 島田 裕之
2 "学び合い"プログラムを用いたデジタルスキルラーニング・エコシステムの開発と実装
~多世代型互助によるスマート・インクルージョンの実現~
東北大学 スマート・エイジング学際重点研究センター
副センター長 瀧 靖之
3 「ジョブボラ」の創出とデジタルマッチングの実装に向けた研究:誰もが活躍できる社会を目指して 東京都健康長寿医療センター研究所
社会参加と地域保健研究チーム
研究副部長 村山 洋史

高齢者のデジタルデバイド解消プロジェクト始動発表会

採択されたプロジェクトについての発表会の模様は以下のページをご覧ください。

高齢者のデジタルデバイド解消プロジェクト始動発表会

東北大学 「SENSINプロジェクト」キックオフ発表会の模様は以下のページをご覧ください。

「SENSINプロジェクト」キックオフ発表会 東北大学×NTTコミュニケーションズ×仙台市 

公募要領

本事業における公募要領については以下のPDFをご確認ください。

「高齢社会課題解決研究および社会実装活動への助成」公募要領(PDF:379KB)(新しいウインドウが開きます)

事務処理要領

 本事業における事務処理要領については以下のPDFをご確認ください。

「高齢社会課題解決研究および社会実装活動への助成」事務処理要領(PDF:469KB)(新しいウインドウが開きます)


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