長寿科学研究に関する情報を提供し、明るく活力ある長寿社会の実現に貢献します。

認知症の早期診断は入院や救急外来受診を予防できるか?

 

公開月:2021年10月

 英国サウスロンドンの診療情報データ(15,836人)を使って、認知症の早期診断が入院や救急外来受診を抑制するかどうか後ろ向きコホート研究で検証した。認知症早期診断の代理変数として軽度認知障害(MCI)の診断(ICD10コードF06.7の新規登録)とした。MCIなし群(15,029人)と比べ、MCIの診断あり群(807人)のほうが救急外来受診が多かったが(調整済みハザード比=1.09、P=0.04)、救急外来受診回数、入院、在院日数に有意差は認められなかった。認知症早期診断だけでは救急外来受診や入院を予防できず、併存疾患の管理を含めた診断後の支援が必要である。

文献

Couch E, et al., Age Ageing. 2021; 50: 1277-1282


以下をクリックすると機関誌の内容をご覧になることができます。

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health 2021年 第30巻第3号(PDF:7.0MB)(新しいウィンドウが開きます)

WEB版機関誌「Aging&Health」アンケート

WEB版機関誌「Aging&Health」のよりよい誌面作りのため、ご意見・ご感想・ご要望をお聞かせください。

お手数ではございますが、是非ともご協力いただきますようお願いいたします。

WEB版機関誌「Aging&Health」アンケートGoogleフォーム(外部サイト)(新しいウインドウが開きます)