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ウイルス感染は神経変性疾患のリスクを高める

 

公開月:2023年7月

 COVID-19の流行を背景に、感染症と神経変性疾患との関わりが改めて注目されている。欧州の2つの大規模な診療情報データの解析結果から、様々なウイルス感染が神経変性疾患のリスクとなる可能性が示された。最も強い関連が示されたのはウイルス性脳炎とアルツハイマー病であったが、インフルエンザによる肺炎も、5つの神経変性疾患のリスク上昇と関連していた。インフルエンザワクチンの接種がアルツハイマー病のリスクを低減するという報告も最近なされており、高齢者のウイルス感染や重症化を予防することの重要性が示唆される。

文献

Levine KS, et al., Neuron. 2023; 111(7): 1086-1093

筆者

若林 朋子(わかばやし ともこ)
東京大学大学院医学系研究科認知症先進予防治療学
岩坪 威(いわつぼ たけし)
東京大学大学院医学系研究科教授

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公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health 2023年 第32巻第2号(PDF:8.4MB)(新しいウィンドウが開きます)

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