長寿科学研究に関する情報を提供し、明るく活力ある長寿社会の実現に貢献します。

Google.orgの支援を受け「高齢社会課題解決研究および社会実装活動への助成」事業を実施します

 公益財団法人長寿科学振興財団は、Googleの慈善事業部門であるGoogle.orgの支援を受け、高齢者のデジタルデバイド解消等について取り組む、大学、研究機関、自治体等を支援する「高齢社会課題解決研究および社会実装活動への助成」事業を立ち上げ、本日より公募を開始します。

 急速に進む高齢化とデジタル化に伴い、とくに高齢者においては、デジタルスキルによって情報格差が生じています。本事業は、財団の掲げる「長生きを喜べる長寿社会の実現」と、あらゆる世代のデジタルスキル向上を目指すGoogleの思いが一致したもので、Google.orgによる150万米ドルの寄附のもと、高齢者のデジタルスキルトレーニング等を通して、デジタルシニア(デジタルスキルの高い高齢者ボランティア)の育成、地域コミュニティの強化、高齢者の雇用創出等を目指す事業を支援します。

公益財団法人長寿科学振興財団 理事長 大島 伸一 コメント

 「高齢者がデジタル技術を学ぶことを通して情報格差や孤立を解消し、互いを尊重し合い、高齢者の持つ経験等を発揮し、持続可能な地域コミュニティを構築することにより、"生きがいを持ち長生きを喜べる社会"を実現してまいります。」

Google日本法人 代表 奥山 真司 コメント

 「Googleの慈善事業部門であるGoogle.orgを通して公益財団法人長寿科学振興財団の活動を支援できて大変光栄です。デジタル時代を生きるシニアの方々がデジタルツールの使い方を学ぶことで家族や地域との結びつきを更に強めることができるよう願っています。かように、デジタルの力を日本社会の課題解決に役立てることができれば幸いです。」

Google.orgについて

 Googleの慈善事業部門であるGoogle.orgは、人道問題に取り組み、革新的な活動を行う非営利団体や組織を支援しています。世界をより良くするためのアイデアを探求し、試し、生み出す組織を、段階的なアプローチでサポートしています。国や地域、世界が抱える諸問題に対し重要な影響を与えうる取り組みを支援し、より良い世界をより早く作り出すという唯一の目標を掲げ、取り組みに賛同する Google従業員の力を結集しています。Google.orgでは、人類が対峙する大きな課題に革新的なテクノロジーを使って取り組む組織をサポートしています。

 公募助成の詳しい情報は、公募情報ページをご覧ください。

担当

プレスリリース印刷用(PDF:259.8KB)