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コミュニケーションロボットの在宅利用の効果と共創の重要性

 

公開月:2022年11月

 福祉機器の在宅利用の効果をはかることはむずかしいとされている。高齢者を対象として、コミュニケーションロボットを1週間在宅利用した効果が報告された。利用者は6名で、半構造化面接による質的研究手法を用いて、効果を導いている。結果として、ロボットの受け入れは良好であり、服薬などのリマインダーとしての機能や認知機能を支援するゲームの機能は好評であった。一方、癒やしの効果はあまり表れなかった。また、このロボットは、ユーザとともに開発されたものであり、このような共創の重要性を示す結果ともなった。コミュニケーションロボットの利用は徐々に在宅へと広がりを見せている。

文献

Gasteiger N, et al., Assistive Technology. 2022; 34: 487-497


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公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health 2022年 第31巻第3号(PDF:5.4MB)(新しいウィンドウが開きます)

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