「後期高齢者の質問票」はその12項目でフレイルを識別可能
公開月:2023年10月
東京都健康長寿医療センター研究所の堀らは、自治体の健診で使用される「後期高齢者の質問票」の「フレイル関連12項目」を点数化し、至適基準にJ-CHS基準を用いてフレイルの識別能を評価した。その点数は中等度の確からしさ(c統計量:0.79、p<0.001)でフレイルを識別可能であり、4点以上の場合に感度55.8%、特異度85.8%でフレイルを識別できることが示された(分析対象者461人のうち4点以上の者は19.5%)。
文献
Hori N, et al., Geriatr Gerontol Int. 2023; 23(6): 437-443
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