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介護者用パワーアシストスーツに個人の嗜好を反映する制御手法が開発される

 

公開月:2026年1月

 パワーアシストスーツは介護者の腰部負担軽減に役立つものの、最適なアシスト量の決定に課題があり、広く利用されるには至っていない。そこで、介護者の好みに合わせたアシスト量の設定をベイズ推定を用いて理論的に行う手法が提案された。本人が微妙にアシスト量の違いを感じることができる2種類の設定を試し、どちらが好ましいかを回答することで、好みに合った設定を効率よく導き出す手法である。実験の結果、介護者は持ち上げる時と下ろす時で、異なるアシスト量の設定を好み、持ち上げる時のほうが大きなアシスト量を好むことが示された。これにより、アシストスーツのさらなる普及が期待される。

文献

Arens P, et al., Science Advances. 2025;11(15):eadu2099

筆者

井上 剛伸(いのうえ たけのぶ)
国立障害者リハビリテーションセンター研究所シニアフェロー

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公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health 2026年 第34巻第4号(PDF:9.1MB)(新しいウィンドウが開きます)

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