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介護施設入所高齢者における降圧薬減量の安全性

 

公開月:2026年1月

 フレイル高齢者では、厳格な降圧が転倒や低血圧などのリスクを増やす可能性があるが、安全な薬剤減量の根拠は乏しい。フランス・ディジョン大学病院のベネトスらは、多施設共同研究(RETREAT-FRAIL試験)で80歳以上の介護施設入所者1,048例を対象に、降圧薬段階的減量と通常治療を比較した。平均38か月追跡で血圧はわずかに上昇したが、死亡率や有害事象に差はなく、過度な降圧治療の見直しを促す結果となった。

文献

Benetos A, et al., N Engl J Med. 2025;doi:10.1056/NEJMoa2508157

筆者

竹本 稔(たけもと みのる)
国際医療福祉大学医学部糖尿病・代謝・内分泌内科学教授(代表)

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公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health 2026年 第34巻第4号(PDF:9.1MB)(新しいウィンドウが開きます)

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