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複数の睡眠薬併用は転倒・骨折リスクを高める

 

公開月:2026年4月

 日本と同様、韓国でも高齢者における睡眠薬の使用が増加しており、複数種類の睡眠薬併用による転倒・骨折リスクの上昇が懸念されている。韓国の65歳以上約21万人のレセプトデータを解析した結果、2種類の睡眠薬を同時に処方されていた者は15.3%、3種類以上は6.5%であった。睡眠薬併用数が増えるほど転倒・骨折リスクは上昇し、1成分処方を基準とした調整オッズ比は、2成分併用で1.19、3成分以上で1.33であった。複数種類の睡眠薬を使用している高齢者の転倒・骨折を予防するためには、より安全な処方と慎重な薬剤管理が求められる。

文献

(Kang M, et al., Age Ageing. 2025; 54(12): afaf360)

筆者

石崎 達郎(いしざき たつろう)
京都市保健福祉局健康長寿のまち・京都推進室担当部長

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公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health 2026年 第35巻第1号(PDF:5.4MB)(新しいウィンドウが開きます)

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