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カラフル野菜で老化脳保護:αアミリンの効能

 

公開月:2026年4月

 緑黄色野菜やカラフルな果物などの抗老化作用が注目されて久しい。今回、オスロ大学を中心とした世界的な共同研究で、トリテルペンの一種αアミリン(αA)が神経変性を抑えアルツハイマー病(AD)の病状を改善することが報じられている。αAはADモデルマウスでの記憶障害を抑制し軸索変性にからむタウ病変も抑制。これには微小管制御に関わるULK1など種々のリン酸化経路を介して機能劣化したミトコンドリアを排除するオートファジー系を促進する。つまり植物由来のαAが脳老化の保護剤となる。近年、同類のβAは老化細胞の除去といういわゆるセノリシスを促進することも知られているので、今後、アミリン類の抗老化への臨床応用が注目される。

文献

(Cao SQ, et al., Adv Sci. (Weinh). 2026: e12374. doi: 10.1002/advs.202512374)

筆者

森 望(もり のぞむ)
福岡国際医療福祉大学特任教授

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公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health 2026年 第35巻第1号(PDF:5.4MB)(新しいウィンドウが開きます)

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