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アルツハイマー病に対する細胞免疫療法「CAR-A」

 

公開月:2026年7月

 ワシントン大学のColonna博士らは、アルツハイマー病(AD)治療戦略として、アミロイドβ(Aβ)を標的としたキメラ抗原受容体(CAR)をアストロサイトに発現させる「CAR-A」という新しい治療戦略を報告した。CAR-Aによってグリア細胞によるAβの取り込みや分解が促進され、ADモデルマウス脳内のAβ斑が約50%減少し神経変性も抑制された。また、CAR-Aによってグリア細胞の遺伝子発現が変化することも明らかになった。この手法は、腫瘍に対する細胞免疫療法CAR-Tを神経変性疾患に応用したものであり、非常に画期的な治療戦略である。

文献

Chen Y, et al., Science. 2026; 391(6789): eads3972

筆者

堀 由起子(ほり ゆきこ)
東京大学大学院薬学系研究科機能病態学教室准教授

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公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health 2026年 第35巻第2号(PDF:7.5MB)(新しいウィンドウが開きます)

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