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「老化細胞除去」をめぐる多施設検証からの警鐘

 

公開月:2026年7月

 老化とともに機能低下した老化細胞(p16INK4a陽性細胞)が組織に蓄積する。近年、GLS1阻害剤や抗PD-1抗体を用いた「老化細胞除去」、いわゆる「セノリシス」による健康長寿化への期待は大きい。しかし、それを国内の多施設で慎重に検討を進めてみると、老化細胞は減らず、健康状態も改善しない結果となった。今回の検証ではセノリシスを促す薬剤の効果が確認されず、実用化へはまだ慎重な検証が必要との警鐘を鳴らしている。大阪大学の原研究室を中心とした国内6研究施設の共同研究。

文献

Kawamoto S, et al., EMBO Rep. 2026. doi: 10.1038/s44319-026-00740-5

筆者

森 望(もり のぞむ)
福岡国際医療福祉大学特任教授

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公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health 2026年 第35巻第2号(PDF:7.5MB)(新しいウィンドウが開きます)

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