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薬は多いほど危険か? 処方薬の定期的見直しが大切

 

公開月:2026年10月

 高齢者は複数の病気を抱え、数多くの薬を服用する場合が多い。米国の65歳以上約7,800人を対象に処方内容を評価したところ、多剤処方、薬物相互作用、不適切処方のいずれかに該当した者が過半数を占めた。しかし、年齢や基礎疾患、腎機能などの影響を考慮して解析すると、死亡リスク上昇には「5種類以上の多剤処方」だけが関連していた。だからといって、薬が多いという理由だけで自己判断で中止するのは必須薬の中断につながりかえって危険である。医師や薬剤師とともに処方内容を定期的に見直し、本当に必要な薬を適切に使うことが安全な薬物治療に欠かせない。

文献

Chaitoff A, et al., J Am Geriatr Soc. 2026;74(8):2308-2316

筆者

石崎 達郎(いしざき たつろう)
京都市保健福祉局健康長寿のまち・京都推進室担当部長

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公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health 2026年 第35巻第3号(PDF:5.7MB)(新しいウィンドウが開きます)

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