日本の切り紙の技術を応用した食事支援ロボットスプーンが開発される
公開月:2026年10月
七夕飾りで見かける切り紙を応用した"Kiri-spoon"が開発された。交互に切込みを入れたPET素材で、スプーン状の形をつくる。それをアクチュエータで引っ張ると、スプーンが閉じて食物をつかむことができ、元に戻すと口の中に食物を放すことができる。これにより、柔軟性を持ち利用者に優しい食事支援ロボットスプーンができあがった。障害のある人や介助者を巻き込んだ共創の手法も取り入れ、使いやすい食事支援ロボットの開発が実現した。何でもモータで動かすメカメカしいロボットではなく、シンプルな機構で柔らかい動きを実現する。そんな介護ロボットの進展につながる研究である。
文献
Keely M, et al., Int J Robot Res. 2026; 45(11): 1772-1797
筆者
- 井上 剛伸(いのうえ たけのぶ)
- 国立障害者リハビリテーションセンター研究所シニアフェロー
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