健康長寿ネット

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ウォーミングアップ

ウォーミングアップとは

 ウォーミングアップとは、「運動によるケガの防止や、主運動を行うための身体の準備、その運動に対する能力を最大に発揮できる状態を作ること」にあります。

 いいかえれば、運動する前に自分の力で身体を温めることにより大脳を目覚めさせ、「今から運動を始めるぞ!」という信号を身体の隅々まで知らせることです。そして、体温を上昇させ、血液の流れをよくすることで、心臓や肺の急激な負担を避けることもできます。

 また、体温の上昇に伴い筋肉や関節も温まってきますので、運動中の事故や傷害の予防にもなります。

ウォーミングアップの効果(身体に与える様々な影響)

1. 体温や筋温を上昇させます。

 身体の中で発生したエネルギーは、筋肉を動かすだけでなく、熱エネルギーとしても使われて体温を上昇させます。それにより、血管が拡張し、エネルギーが速やかに供給され、酸素の交換もスムーズに行われるようになります。

2. 関節の可動範囲を広くします。

 筋肉の温度が上がると筋肉の収縮がスムーズになります。また、筋肉や腱を柔らかくし、関節の可動域を大きくしますので、過度の伸展やねじれによる肉離れや腱の断裂を防ぐことができます。

3. 神経の伝達を促進します。

 中枢神経の興奮を引き起こし、すぐに反応できるように運動の準備状態にもっていきます。

4. 心拍数と呼吸数を徐々に増加させる

 軽い運動から始まるウォーミングアップは、徐々に心拍数や呼吸数を主運動に近づけさせ、急激な心臓や肺への負担を軽減させます。

5. 心の準備をします。

 これから行う運動のイメージを作り、精神的にもゆとりを持って主運動に臨むことができます。

ウォーミングアップの方法

能動的方法(身体運動で各器官の機能を高める)

ストレッチング・柔軟体操・徒手体操・ジョギング・ウォーキングなど

受動的方法(筋温や体温を上昇させる)

赤外線照射・超音波・温水シャワー・蒸気浴・マッサージなど

ウォーミングアップの程度

 ウォーミングアップの時間は一般的には軽く汗ばむ程度に10分~15分実施します。気候条件や運動種目などにより、時間は異なりますが、気温の低い時は長めに行い、運動の特徴により動かす部位を念入りに準備することが大切です。

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