健康長寿ネット

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脂肪細胞由来のアスプロシンは新たな食欲促進ホルモンである

 新生児早老症様症候群患者では、血中アスプロシンの欠損に伴い食欲低下や極端なやせを来たす。ベイラー医科大学の>Duerrschmidらは、絶食時に脂肪細胞から分泌されるアスプロシンは、血液脳関門を通過し、AgRP+ニューロンをcAMP依存性経路を介して直接活性化し食欲促進性に働くことや、肥満マウスでは血中アスプロシンが増加し、その抑制により食欲、体重が減少することを明らかにした。今後、肥満、糖尿病のみならず高齢者の食思不振の治療への展開が期待される。

参考文献

Duerrschmid C, et al. Nat Med2017;23:1444-1453

転載元

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.85

Aging&Health(エイジングアンドヘルス)No.85(新しいウィンドウが開きます)

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