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骨格内内皮細胞は骨量減少を軽減するための新たな標的である

公開日:2018年10月23日 15時00分
更新日:2022年12月 2日 14時04分

 骨芽細胞特異的にShn3を欠損したマウスは骨形成が顕著に上昇する。コーネル大学のXuらはこのマウスを解析し、Shn3の欠損に伴い、骨芽細胞から血管新生促進因子SLIT3が分泌され、受容体ROBO1を介して骨格内CD31hiendomucinhi血管内皮細胞の増加により骨量が増加することを明らかとした。今後、骨格内内皮細胞は骨折や骨粗鬆症の新たな治療標的となることが示された。

文献

Xu R, et al. Nature Medicine 2018 ; 24: 823- 833

転載元

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.87(PDF:4.0MB)(新しいウィンドウが開きます)

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