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WHOの議論に基づき福祉用具分野へのシステム思考導入の重要性が示される

公開日:2018年10月23日 18時00分
更新日:2022年12月 2日 14時03分

 近年WHOで福祉用具分野の議論が活発になされている。その議論を基に当該分野にシステム思考導入の重要性を示した論文が発表された。この論文では、重要な10P(People, Policy, Products,Personnel, Provision, Procurement,Place, Pace, Promotion, Partnership)を選定し、それらをシステムとしてとらえ、全体としてのパフォーマンスを向上することにより、先進国、新興国を問わず、より公平で弾力性があり持続可能な福祉用具の利用が促進されると結論づけている。WHOの動きは影響力もあり、今後もその動向に注目である。

文献

MacLachlan M, Scherer MJ. Disabil Rehabil Assist Technol 2018;13:492-496

転載元

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.87(PDF:4.0MB)(新しいウィンドウが開きます)

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