コロナ禍での福祉用具利用における世界規模の課題抽出調査の結果から
公開日:2021年7月 9日 09時00分
更新日:2022年12月 2日 12時00分
コロナ禍での福祉用具の利用や供給に関する世界規模でのインターネット調査が行われた。72か国から合計342の回答が寄せられ、調査結果から"人対人"で成り立つ福祉用具関連サービスの崩壊、非常時に対する備え不足、福祉用具利用者にはむずかしい遠隔IT技術の活用の限界、政策と供給システムの不十分さの4つの問題点が抽出された。今回のパンデミックからの学びとして、利用者中心をさらに重視し、政策やインフラの構築、IT技術の開発を進め、より持続可能で柔軟な社会システムをつくることが必要と結ばれている。
文献
Smith EM, et al., Int J Health Policy Manag. (in press). doi: 10.34172/ijhpm.2020.210
転載元
公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.98(PDF)(新しいウィンドウが開きます)
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