多疾患併存やフレイルを抱える高齢者への多面的介入の有効性
公開日:2021年7月 9日 09時00分
更新日:2022年12月 2日 13時51分
多疾患併存やフレイル、障害等の健康課題を抱えている高齢者を対象に、救急外来受診、再入院、重症化等の予防を目的とした地域の保健医療専門職による複合的な介入研究について系統的レビューを実施した。分析対象は9研究で(RCT4編、準実験計画法3編、質的研究2編)、内的妥当性の質が最も高かったRCTと内的妥当性が中程度の質的研究から、保健医療専門職による多面的介入は抑うつ症状を軽減し、生活機能を向上させる可能性のあることが示された。
文献
Kennedy MA, et al., J Am Geriatr Soc. 2021; 69: 1670-1682
転載元
公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.98(PDF)(新しいウィンドウが開きます)
寄附について
当財団は、「長生きを喜べる長寿社会実現」のため、調査研究の実施・研究の助長奨励・研究成果の普及を行っており、これらの活動は皆様からのご寄附により成り立っています。
温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
ご寄附のお願い(新しいウインドウが開きます)
無料メールマガジン配信について
健康長寿ネットの更新情報や、長寿科学研究成果ニュース、財団からのメッセージなど日々に役立つ健康情報をメールでお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は登録ページをご覧ください。
無料メールマガジン配信登録
新型コロナウイルス感染症対策について
新型コロナウイルス感染症の感染が再び拡大する可能性がある状況で、毎日ご不安に感じられている方も少なくないと思われます。特に高齢者の方におかれましては感染予防を心掛けながら健康を維持していくことが大事です。
そこで高齢者およびご家族に向けて健康を維持するための情報をまとめました。ぜひご覧いただき毎日の健康の一助となれば幸いです。
新型コロナウイルス感染症対策