アジアの地域集団でのフレイル有病率は11%
公開日:2021年1月29日 09時00分
更新日:2021年1月29日 09時00分
地域住民(50歳以上)を対象とした疫学研究の系統的レビューとメタ分析からフレイル有病率を推計した(62の国・地域から240研究、n=1,755,497)。表現型モデルではフレイルは12%、プレフレイル46%、障害蓄積モデルではフレイル24%、プレフレイル49%であった。国別(表現型モデルによるフレイル)では、最高はアフリカ(22%)、最低がヨーロッパ(8%)で、アジアは11%であった。調査対象者の抽出方法の標準化が必要である。
参考文献
O'Caoimh R, et al., Age Ageing. 2020;afaa219(in press)
転載元
公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌Aging&HealthNo.96
Aging&Health(エイジングアンドヘルス)No.96(新しいウィンドウが開きます)
令和5年度「長生きを喜べる長寿社会実現研究支援」の公募情報を公開しました
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