コロナ禍での認知症介護と支援機器の関連データが示される
公開日:2021年4月 7日 09時00分
更新日:2022年12月 2日 13時53分
ノルウェーの研究グループにより実施された認知症者と介護家族126組への調査から、コロナ禍での支援機器活用の状況と、支援機器への意識の変化を示す結果が発表された。認知症者と家族のコンタクトについては、27%がなし/減少、48%が変化なしとした一方で、14%がデジタル機器によるコンタクトが増えたと回答した。また、17%の介護者がコロナ禍で支援機器への関心が高まったと回答した。示された数値は決して高くはないが、コロナ禍で支援機器の活用がさらに進むことが予測される。
文献
Gedde MH, et al., Int Rev Psychiatry(in press). doi: 10.1080/09540261.2020.1845620
転載元
公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.97(PDF)(新しいウィンドウが開きます)
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