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よい生活習慣は認知症の発症を回避できるか?

公開日:2020年2月14日 09時00分
更新日:2020年2月14日 09時00分

 認知症の発症には遺伝や環境が関与する。エラスムスMC・ロッテルダム大学のLicherらは55歳以上の6,352人を、アポリポ蛋白E遺伝子型などを用いて、認知症発症の遺伝的リスクを低~高リスクの3群に分け、禁煙、健康的な食事、運動習慣などの生活習慣をスコア化し、認知症発症における遺伝と生活習慣との関連を検討した。結果、低~中等度リスク群ではよい生活習慣は認知症発症率を低下させ、高リスク群では関連がなかった。認知症予防に生活習慣の改善は有効だが、遺伝的リスクが高い場合はそれ以外の介入も必要なことを示唆する。

参考文献

Licher S,et al. Nat Med 2019 ;25 : 1364-1369

転載元

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌Aging&HealthNo.92

Aging&Health(エイジングアンドヘルス)No.92(新しいウィンドウが開きます)

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