健康長寿ネット

健康長寿ネットは高齢期を前向きに生活するための情報を提供し、健康長寿社会の発展を目的に作られた公益財団法人長寿科学振興財団が運営しているウェブサイトです。

化学生物学戦略からの抗老化・アルツハイマー病治療薬探索

公開日:2020年10月30日 09時00分
更新日:2020年10月30日 09時00分

 独自の化合物スクリーニング法で拾い出した低分子化合物群からアルツハイマー病の治療薬候補を絞り込む。米国ソーク研究所のシューベルトとメイハーらはJ147、CAD031、CMS121などの候補についてその薬効と作用機序を報じている。CAD031は早老症モデルのSAMP8マウスの老化病態を改善するが、アセチルCoAと脂肪酸代謝に作用してミトコンドリアの老化を防ぎ寿命を30%延ばす。一方、CMS121は脂肪酸合成酵素に作用して脂質過酸化と炎症を防いでアルツハイマー病モデルマウスの病態を改善した。デーブ・シューベルトはソーク研究所に55年も研究室を維持し神経老化研究を続けたが、この論文のあと8月6日にB細胞リンパ腫により他界した。

参考文献

Currais A, et al. Geroscience. 2020 Jul 23;Ates G, et al. Redox Biol. 2020;36

転載元

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌Aging&HealthNo.95

Aging&Health(エイジングアンドヘルス)No.95(新しいウィンドウが開きます)

新型コロナウイルス感染症対策について

 新型コロナウイルス感染症の感染が再び拡大する可能性がある状況で、毎日ご不安に感じられている方も少なくないと思われます。特に高齢者の方におかれましては感染予防を心掛けながら健康を維持していくことが大事です。

 そこで高齢者およびご家族に向けて健康を維持するための情報をまとめました。ぜひご覧いただき毎日の健康の一助となれば幸いです。

新型コロナウイルス感染症対策

無料メールマガジン配信について

 健康長寿ネットの更新情報や、長寿科学研究成果ニュース、財団からのメッセージなど日々に役立つ健康情報をメールでお届けいたします。

 メールマガジンの配信をご希望の方は登録ページをご覧ください。

無料メールマガジン配信登録

このページについてご意見をお聞かせください