健康長寿ネット

健康長寿ネットは高齢期を前向きに生活するための情報を提供し、健康長寿社会の発展を目的に作られた公益財団法人長寿科学振興財団が運営しているウェブサイトです。

糖尿病治療薬メトホルミンはinflammagingを抑える

公開日:2020年10月30日 09時00分
更新日:2020年10月30日 09時00分

 加齢に伴う慢性炎症(inflammaging)は2型糖尿病、認知症、がんなど多くの疾患発症に関わる。メリマックカレッジのBharathらは高齢者ではオートファジーや酸化還元バランスに関与するミトコンドリア機能の低下に伴い、CD4+T細胞からのTh17関連サイトカインの産生が増加すること、若年者由来T細胞のオートファジー機能をノックダウンすることにより、高齢者同様にTh17関連サイトカイン産生が増加することを見出した。さらに糖尿病治療薬であるメトホルミンが高齢者のオートファジーやミトコンドリア機能を向上しTh17関連のinflammagingを改善することを報告した。メトホルミンは海外では糖尿病治療の第一選択薬であるが、抗炎症作用にさらに期待が高まる。

参考文献

Bharath LP, et al. Cell Metab. 2020;32:44-55

転載元

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌Aging&HealthNo.95

Aging&Health(エイジングアンドヘルス)No.95(新しいウィンドウが開きます)

新型コロナウイルス感染症対策について

 新型コロナウイルス感染症の感染が再び拡大する可能性がある状況で、毎日ご不安に感じられている方も少なくないと思われます。特に高齢者の方におかれましては感染予防を心掛けながら健康を維持していくことが大事です。

 そこで高齢者およびご家族に向けて健康を維持するための情報をまとめました。ぜひご覧いただき毎日の健康の一助となれば幸いです。

新型コロナウイルス感染症対策

無料メールマガジン配信について

 健康長寿ネットの更新情報や、長寿科学研究成果ニュース、財団からのメッセージなど日々に役立つ健康情報をメールでお届けいたします。

 メールマガジンの配信をご希望の方は登録ページをご覧ください。

無料メールマガジン配信登録

このページについてご意見をお聞かせください