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老化グリア細胞の除去はタウの病理と認知機能低下を抑制する

公開日:2019年1月24日 14時37分
更新日:2019年4月18日 14時02分

 近年、アポトーシス抵抗性、炎症関連遺伝子発現増加などの特徴を示す老化細胞の存在が明らかになり、モデル動物において加齢に伴う複数の疾患への関与も示されてきた。今回、タウを発現する神経変性モデルマウスの脳においては、グリア細胞が細胞老化の特徴を示すことが報告された。さらに老化グリア細胞の除去により、タウ病理や神経変性が抑制され、認知機能が改善した。老化細胞を標的とした戦略は、脳の加齢性疾患においても有効である可能性が示唆された。

参考文献

Bussian TJ,et al.Nature.2018;562:578-582

転載元

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌Aging&Health No.88

Aging&Health(エイジングアンドヘルス)No.88(新しいウィンドウが開きます)

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