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頭蓋の骨髄と脳をつなぐ血管チャネルの発見

公開日:2019年1月24日 14:35
更新日:2019年4月18日 14:02

 組織に急性の感染や虚血性損傷が生じると、自然免疫を担う好中球は骨髄の産生・貯蔵部位より末梢血を通して動員され、炎症部位に遊走することが知られる。今回、マウスの脳卒中や髄膜炎モデルにおいて、脳の傷害部位には頭蓋骨の骨髄由来の好中球が下肢脛骨の骨髄由来のものより多く浸潤することを見出した。さらに、この好中球の機動的な脳への集積が生じる機序として、頭蓋骨から脳の硬膜に通じる血管チャネルの存在が、マウスのみならずヒトにおいても明らかになった。

参考文献

Herisson F,et al.Nat Neurosci. 2018;21:1209-1217

転載元

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌Aging&Health No.88

Aging&Health(エイジングアンドヘルス)No.88(新しいウィンドウが開きます)

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