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筋肉由来のアペリンは加齢性サルコペニアを回復させる

公開日:2019年1月24日 14時40分
更新日:2022年12月 2日 14時00分

 サルコペニアは加齢に伴う骨格筋の量と機能の低下である。トゥールーズ第三大学のVinelらは、筋収縮により誘導される内因性ペプチドであるアペリンが加齢に伴って低下すること、アペリンやアペリン受容体欠損マウスは加齢に伴い筋肉機能が劇的に低下し、逆にアペリンシグナルの増強は加齢性筋肉変化を抑制することを明らかにした。今後、アペリンはサルコペニアの早期診断マーカーや新たな治療標的として期待される。

文献

Vinel C,et al.Nat Med.2018;24:1360-1371

転載元

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.88(PDF:4.5MB)(新しいウィンドウが開きます)

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