健康長寿ネット

健康長寿ネットは高齢期を前向きに生活するための情報を提供し、健康長寿社会の発展を目的に作られた公益財団法人長寿科学振興財団が運営しているウェブサイトです。

NAD+を高めて健康長寿

公開日:2019年4月15日 10時38分
更新日:2022年11月30日 10時51分

 代謝経路の生化学ほど悩ましいものはない。ACMSDなるある種の脱炭酸酵素、それを阻害すると細胞内でNAD+が増える。そしてミトコンドリアを適度に活性化する。それが健康長寿へつながる。サーチュインの活性化を含めて、もうお決まりの話のようだが、新たな老化制御ポイントとして注目される。ACMSDはマウスでは肝臓と腎臓を中心に働く。まさにそこが肝腎。スイス・ローザンヌの工科大学のヨハン・オーベックスを中心とした研究である。

文献

Katsyuba E, et al. Nature.2018;563:354-359

転載元

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.89(PDF:5.0MB)(新しいウィンドウが開きます)

無料メールマガジン配信について

 健康長寿ネットの更新情報や、長寿科学研究成果ニュース、財団からのメッセージなど日々に役立つ健康情報をメールでお届けいたします。

 メールマガジンの配信をご希望の方は登録ページをご覧ください。

無料メールマガジン配信登録

寄附について

 当財団は、「長生きを喜べる長寿社会実現」のため、調査研究の実施・研究の助長奨励・研究成果の普及を行っており、これらの活動は皆様からのご寄附により成り立っています。

 温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

ご寄附のお願い(新しいウインドウが開きます)

このページについてご意見をお聞かせください