健康長寿ネット

健康長寿ネットは高齢期を前向きに生活するための情報を提供し、健康長寿社会の発展を目的に作られた公益財団法人長寿科学振興財団が運営しているウェブサイトです。

早老症の新たな治療法

公開日:2019年7月26日 09時00分
更新日:2019年7月26日 09時00分

 Hutchinson-Gilford Progeria(ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア)症候群はLMNA遺伝子の点変異によりprogerinと呼ばれる変異蛋白が蓄積し、老化徴候が進展し、10歳代で死亡する重篤な稀少疾患である。2つの異なるグループからLMNA遺伝子変異マウスにアデノウイルスでCRISPR/Cas9を導入しゲノム編集を行うと、核内のprogerinが減少し、臓器老化の改善と、25~26.4%寿命が延長すると報告された。CRISPR/Cas9は不治の病である早老症患者にも福音をもたらす可能性がある。

参考文献

Beyret E,et al.Nat Med 2019;25:419-422/Santiago-Fernández O,et al.Nat Med 2019;25:423-426

転載元

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌Aging&Health No.90

Aging&Health(エイジングアンドヘルス)No.90(新しいウィンドウが開きます)

このページについてご意見をお聞かせください